2009-2010シーズン 新規参入における審査結果について
拝啓 清秋の候ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
この度、長野県のプロバスケットボールチーム設立に向け、日本初のプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」へのエクスパンション(新規参入)の申請をしておりましたが、リーグ側の審査により、2009-2010シーズンからの新規参入は見送られることとなりました。
3回目の挑戦となった今回は、一番の課題である「安定した運営資金」の確保に注力してまいりました。この結果、これまでにない多くの企業様からのご理解と、数十社を超える協賛の内諾を頂戴し、当方も十分な手ごたえを感じておりました。
一方、ハード面の準備として、試合会場の安定的確保および施設使用料等の軽減を目指し、bjリーグからの推薦書を添えて、ビッグハットの指定管理者の申請を行いました。さらには、弊団体の活動を周知するために、先シーズンのbjリーグ公式戦への観戦ツアーや3on3イベントの実施(7月と9月の計2回)、松本3on3大会(GBC)への協賛・運営支援などを通じて、広報活動にも力を入れてまいりました。
このような取り組みが評価され、リーグ側から数度の現地視察やリーグ初のサマーキャンプの実現(7月24~27日 須坂市、長野市)など、参入に向けた活動や体制作りはたいへん順調に進んでいました。
しかしながら、ビッグハットの指定管理者に選定されなかったこと、さらには景気の先行き不透明感からメインとなる支援企業の目処があと一歩のところで立たなかったことから、残念ながら落選という結果となってしまいました。
今回も皆様のご期待に添うような結果を出すことができませんでしたが、このような活動ができたのも皆様のご理解、ご協力によるものと実感しております。書面という形で大変失礼と存じますが、改めてここに感謝申し上げます。
今後の活動内容やスケジュールなどは未定ですが、いずれにしましても長野県のスポーツ発展の一助となるような活動を続けてまいりたいと存じますので、引き続きご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。